桂歌丸、笑点の司会を降板・・・次の司会は誰？

日本テレビ系『笑点』（日曜午後５時半～）の５代目司会者、桂歌丸さんが、
５月２２日の生放送を最後に、大喜利司会者を退くことが４月３０日、分かりました。






この日、都内で行われた「笑点５０周年記念スペシャル」
（５月１５日午後５時～）の公開収録の最後に発表、終了後に会見を行いました。





桂歌丸さんは１９６６年５月１５日から始まった『笑点』の第１回目から出演しており、
大喜利メンバーとして活躍しました。



そして、２００６年からは司会を務めています。

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桂歌丸さんは、司会を退く理由について

「体力の限界です。歩くのが大変に苦しい。歩くと息切れがしてしまう。
これ以上続けますと、迷惑をかけてしまう。」

と、２００９年に患った肺気腫の影響が大きいとしました。

また、２０１５年夏には腸閉塞で入院するなどしています。





現在の心境を聞かれると

「正直言いまして、さみしいですよ。
５０年間、しゃかりきになってやってきた番組。
でもふんぎりをつけなければ席を譲ることはできない。」





今後については


「落語をやる以外になにもない。
８０歳になったら少し楽をして落語の勉強をしたい。」

と、落語への意欲を語っていました。





笑点の歴代の司会者はこんな感じになっています。



初代 立川談志 １９６６年５月１５日　～　１９６９１１月２日

２代目 前田武彦 １９６９年１１月９日　～　１９７０年１２月１３日

３代目 三波伸介 １９７０年１２月２０日　～　１９８２年１２月２６日

４代目 三遊亭圓楽 １９８３年１月９日　～　２００６年５月１４日

５代目 桂歌丸 ２００６年５月２１日　～





年齢的に三遊亭円楽さんだと思いますが、どうなるんでしょうか・・・
林家木久扇さんはめちゃくちゃ過ぎて番組が壊れてしまいそうです(笑)





桂歌丸さんの降板に対する笑点の出演者からの感想はこんな感じです。





三遊亭小遊三さん



「想像力がないもんですからね。
おやめになるって言われても、どうなんのかなって・・・。
こういうのを世間では『ぼう然』というんですかね・・・
聞かれてもわからないです。」





三遊亭好楽さん



「歌丸師匠は天才。
その人が居なくなっちゃうって言うのは、
本当に夢なんじゃないかなと思うんですけど・・・
ぽっかり穴が空いちゃって・・・
どうするの、この空気は・・・
朝、トイレに行ったら便器がなくなってるようなもんですよ。」





林家木久扇さん



「本当に驚いちゃって、まだおやりになれるのに、
ずいぶんキッパリとした言葉をおっしゃって、
男っぽい人だなと思ってビックリしました。
司会がすごいお上手なんで、歌丸師匠のあと、
じゃあ誰がって浮かばないし、本当に、本当に驚きました。」





三遊亭円楽さん



「死ぬまでやったらいいと思ったんですよ。
あそこ（司会席）で死んじゃえば、私がまた突っ込めるし。
大きなネタがなくなるという自分の悲しみと・・・。
でも安心したのは、落語を続けるということで、
芸の欲があるうちは、この人は大丈夫です。」





春風亭昇太さん



「子供の頃から見ていて、テレビの中の大スターでした。
見ていると勉強になることが多いです。
ご自身がお決めになったということで、これでいいんだと思うんですが、
僕の中では続けてもらいたいと思うし、
落語の方はこれからもますますやられるでしょうし、
また今後も教えていただければと思います。」





林家たい平さん




「聞いた時は何が何だかよくわからなくて、ビックリを通り越した気持ちでした。
僕は本当に不慣れで、未熟な答えも、すべて歌丸師匠はフォローして下さって、
笑いに替えて下さったことをすごく感謝してますし、
こうして育てて下さったこともすごく感謝しています。
笑点からいなくなってしまうという事は凄く寂しいですが、
ご縁をいただいたことは、落語家・林家たい平にとって宝物です。」





山田隆夫さん



「歌丸師匠には色んな事を教わりました。
本当にありがとうございました。
いつも僕の事を話題にしてくれて、ありがとうございます。
体に気をつけて、長生きして下さい。」





これからも身体に気をつけて、元気に落語を続けて欲しいと思います。

タグ：笑点　桂歌丸　降板